日頃から、こどもたちと関わる中で
「これでよかった?」
「おとなの気持ち、ぶつけただけになってしまった?」
「分かり合えていないかも?」
「良かれと思ったけど、もしかして良かれじゃなかった?」
「こどもへのコミュニケーション、わからないー!!」など
こどもとの関わり方を
「うまく」したいけれど
どうもできていない気がする。
肩透かし食らっている気がする。
そもそも、このコミュニケーションで大丈夫なの?と
日頃から思っている方へおすすめのワークショップを行います。
NVC(Nonviolent Communication)日本語訳にすると「非暴力コミュニケーション」と
表現されるコミュニケーションの方法です。
こどものために「良かれ」と思って私自身が、ついついやってしまうことが
2つあります。それは…
「転ばぬ先の杖」を用意することと
「やりたい!の芽を摘む」ことです。
なぜ、この2つをするのかを向き合ってみました。
①「間違う」ことが、怖くて、自分の「正しさ」を
他者へ押し付けてしまうこども時代から今に至ること
②「やりたい」を親に摘まれた経験があること
③こどもより大人の方が経験則があって、その経験則に基づいた
関わりをすると、こどもが人生を「間違わない」で済むと思っている
この3つが、私の内側に拡がっていて
こどもたちの選択、決定、行動を応援・サポートできないことがあります。
こどもの人生なのに、つい、オトナは(親は)
こどもの今を主語で考えられず、
こどもの未来、その先に意識を向けがちな方が大半だと思います。
それって、皆さんの日常にも散りばめられているはずです。
「ゲームが欲しい」
「パンが食べたい」
「宿題やりたくない」
「掃除はしたくない」
「何もしたくない」など
こどもたちの中から、湧き上がってくる生きた衝動を
オトナは、ついつい
「そんなお金ない!」
「ゲームはしてほしくない」
「ゲームする暇があったら、勉強しな」
「宿題くらいできんと、ろくなオトナになれんよ!」
「私は、こんなにあんたのためにやっとるのに!
掃除くらいして!」
「何にもしたくないって、息するんもできんてこと?」
書いていて、おおおおおーと衝撃が走るほどに
言ったことあるわ案件ではないでしょうか…😂
(言葉のニュアンスは違えど、こんな言い方をしてしまった経験は
きっと、誰しもにあるはず)
こんな風に、私たちが、ついやってしまう行動は
自分たちが体験してきたことやこども時代のオトナの関わりから
生まれてくるものだとも考えられます。
「自分が困ったから、同じ思いをさせたくない」
「失敗よりも成功体験をさせなきゃならない」
「自己肯定感が下がるようなことをしてないけない」
そんなオトナの想いは
本当にこどもにとって「大切」で「必要」なのか
聞いたことはありますか?
…私は、ありません…恥ずかしながら、ありません😣
そして、上記のような想いでこどもに関わっていくと
「うちの子、何にも自分でできない、考えようともしない」
「主体性のない、指示待ちの子が増えてきた」
「最近のこどもは、自分から動けない」
そんな言葉を言い放ってしまう未来が待っています。
「本当に目の前のこどものためになることは、なんだろう?」
「おとなが、こどもにできることってなんだろう?」
それが、この二日間でわかります。
学んだ後は、すぐ実践できます。
ここで学び合った仲間と、定期的に学び合うこともできます。
1人じゃ考えきれないことを一緒に取り組んでいきましょう。
私は、おとながはっ!と気づいて、行動が変わっていけば
こどもたちの行動も変わっていくと思っています。
こどもを変えたいのであれば
まずは、おとなから。
NVCを学ぶことで、自分自身が生きやすくなっていきます。
オトナが生きやすくなることが、こどもたちが幸せに生きられる全ての始まりです。
NVCの4つの要素
観察、感情、ニーズ、リクエストの
を知り、体現できるようになると
こどもだけでなく、職場、家族、友人、夫婦など様々な人との関わりが
もやもや、ぐるぐるすることがなくなったり
もやもや、ぐるぐるしたとしても、自分のことをこの4つの要素で見られるように
なったりします。
そうなると、感情に任せて表現していた言葉の質が変わってきます。
また、自分の本当に大切にしたいことと繋がっていくことで
「自分も大切に」「相手も大切に」と思える事にも繋がれます。
という訳で、こんな人におすすめです✨
・子育て中の方
・小学校、中学校、高校、大学の先生
・保育園で働く保育士さん
・幼稚園で働く幼稚園教諭
・こどもの居場所で働いている方
・今から、こどもの居場所をつくろうとしている方
・フリースクール(オルタナティブスクール)を運営、働いている方
・児童館、学童、塾で働く方
・その他のこどもと関わる仕事をされている方
・NVCを学びたい方
講師の方は、NVCが日本に入ってきた当初より活動されているお二人です。
徳島では、こんなチャンスは、なかなかありません!
ぜひ、お越しくださいね。
◎講師プロフィール
西東万里(さいとう・まり)
NVC-Japanネットワーク事務局長係。2007年以来数十回に及ぶ海外トレーナー招聘ワークショップやIIT(NVCの国際機関CNVCの国際集中訓練)のマネージメントに携わる。また、NVC-Japanネットワークのサイト立ち上げ、共感トランプ、NVCダンスフロア日本版の製作等々、日本におけるNVCの普及とコミュニティづくりに尽力。小中学校・ロータリークラブ・病院他各種団体に招かれて講演やワークショップ、NVCを生かした子育て・教育のサポートやカウンセリング等を行う。また、全国各地のコミュニティや、市民・政治・消費者団体などからの要請に応じ、NVC勉強会を積極的にサポートしてきた。「共感と表現」をテーマとしたワークショップなど身体性とネガティブ・ケイパビリティにもとづく、独自の視点でのNVCプログラムを展開。NVC-Japanネットワーク『身体にみちびかれるNVC~基礎づくり講座』メイン講師。音読療法士(音読療法協会)・朗読家(現代朗読協会)。日本平和学会、韓氏意拳学会会員。
栗山のぞみ(くりやま・のぞみ)
NVC-Japanネットワーク広報係。2007年以来日本に来日したトレーナーたちの講座、仲間同士での勉強会等で学びを深める。2014年12月に清里で行われたIIT(国際集中訓練)に参加。2015年BayNVCが主催する1年間の「リーダーシップトレーニング」に参加。2016年、2017年はアシスタント。現在、NVCを学ぶ場や共感サークルを近隣コミュニティ、オンラインで月に10回以上開催。NVC-Japanネットワークでは西東とともに『基礎づくり講座』や『NVCダンスフロアWS』『共感トランプナビゲーター講座』等を開催する他、AtlyaコミュニティにてNVCのエッセンスを伝えるワークショップ、介護する人をつなぐ対話会、人材育成講座等を担当。人身取引の撲滅を目指す国際NGO「ノット・フォー・セール」の日本支部「ノット・フォー・セール・ジャパン」の副代表でもあり、共感の欠如が「搾取」「奴隷労働」を産むと考え、NVC意識の広まりが人身取引の解決にも深く関与すると信じて、活動を続けている。
次の投稿では、NVCを実践中の当法人の幹事より
✏️体験談を寄稿✏️してもらいました。
ぜひ、読んでみてください。
皆さんのご参加お待ちしております。
✨申込先はこちらより✨
問い合わせは、こちらから(担当吉本)まで気軽にご質問ください。