恩送りの社会を取り戻す ―恩送りで支え合う育ち合う社会を創る!― コロナにより分断が増した社会。 そして、自分に利益があることを中心において考える人たち。 自分より下を探し、誰を助けることや手を貸すことは、無駄なことだと考える人も、少なくはないはずです。SNSにおいては、匿名性を利用して、相手を攻撃し、それが時に相手を追い詰め、苦しめる現象も起きています。 そんな行為を行うのは、その人自身のせいであるとは、正直言い難いです。その人を創ったのは、これまで関わってきた大人や教育・社会が大きく影響しているからです。 誰かが優しくしてくれたら、その優しさは、その人の成長の養分となり、優しさの積み重ねで、優しさをもらった分、それ以上の優しさを周りに還元できるような社会になるはずです。 優しくされないと、他者へ優しくなんて、できっこありません。 優しくされたら、優しくしてもらった人に返したり、他の人に優しくできる。優しさを贈りあっていく。 そんな恩送りの社会を、江戸時代にはあった恩送りの社会を取り戻したいと考えています。 今を生きる子どもたちのために 7世代先の子どもたちのために この恩送りを、べんざいてんのお家でチャレンジしたいのです。 誰かにもらった恩を、寄付という形で、私たちへ贈って欲しいのです。 恩送り経営で、べんざいてんのお家の運営を行っていきたいのです。 なぜか? 公立学校や私立学校など、学校教育法で認められている一条校には、税金の投与がされていますが、一条校だと認められていない学校には、税金が使われない事実があります。 子どもの教育を受ける権利を尊重すると、子ども自身が自分で過ごしたい学校を考え、選べるようなシステムであったほうが、健やかなのではと、常々思います。 近年、公立学校にいくことをやめた(世間一般では、不登校と呼ばれる)子どもたちが増加していること、それは公立学校のシステムエラーが起っているのではと推測します。 子どもたち一人一人が大事にされにくい一斉授業、教員の足りてなさ、そこからくる余裕のなさ、多忙、そして疲弊。新しいことがチャレンジできにくい環境下。現場の教員の皆さんは、子どものためにたくさんのことを良くしてくれているけれど、そろそろ、子どもを主語にした教育を、何が子どものためになるのかを真っ直ぐ考えていく時期に来ているのではと思います。 学校教育で、うまく行かないことを、子どものせいにするのをやめませんかと提案したいです。 大人たちが、一旦立ち止まって、本当にそれが必要か、大切かを見つめ直し、アップデートする時が、今こそ必要です。 また、いざ、子どもが公立学校に行かないとなった場合、大人たちがすぐ、多様な教育にシフトすることは、簡単ではない現状もあります。価値観のアップデートの必要性に加えて、経済的負担が重く強いられます。今日生きるために、明日生きるために、未知なる未来に対して備えることで、いっぱいいっぱいの大人たちも少なくありません。 どの子も自分で学びたい学校を選択できるために、私たちができることは、まずは多様な教育の選択肢を徳島に増やすこと。そして、べんざいてんの通う子どもたちの学費無償化だと考えて、これを読んでくださっている皆さんに力を貸して欲しいと思い、ここに想いを綴っています。 多様な教育の学校を運営する人間にも暮らしがあって、学費を安く設定すると、自分たちの暮らしがままならないことや、全国的にみても、ダブルワークを強いられているスタッフも少なからずいる現状があります。 さまざまな人たちから頂いた寄付金で、本法人が持続的に経営ができるのかを実践したいです。 社会への新しい風が巻き起こせる予感がします、このチャレンジを応援してください! また、運営費以上の寄付金が集まったら、他の多様な教育の学校に寄付したいと考えています。 自分たちさえ経営が上手くいったらいいと想う、自己中心的さよりも、共に育ち合う関わりを創っていきたいと強く想います。 そして、フリースクールが恩送りで運営できるプラットフォームを 私たちから創りたいのです。恩送り経営を共に伴走してください。 あなたの力を貸してください。 そして、共に育ちあっていける仲間になってください。 お読みいただきありがとうございました。 NPO法人べんざいてんのお家 代表理事 吉本真菜実(ぬぬ) |



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